西暦3000年を舞台にした『リアル鬼ごっこ』映画化!
ネタにすることすら、憚られる都市型ホラー小説『リアル鬼ごっこ』の映画が2008年に公開される。若者を中心に100万部の大ベストセラーになったとのことだが、この小説は読んではいけない。
独裁国家になった西暦3000年の日本で、兵士100万人が佐藤という名字の500万人を追いかけて捕まえて抹殺する話。これ自体は面白い設定だとは思うのだが……
『リアル鬼ごっこ』は巷で評判のケータイ小説ばりの酷い文章で、2001年当時、小学校低学年の作文として大いに叩かれた。原作者も全く読書していなかったと語っており、「ランニング状態で足を止めた」 「いざ、着地してみるとそこは森の様な草むらに二人は降り立っていた」 という文章が並ぶ。
ただ、増刷されるごとに文章がまともになり、まともになればなるほど、つまらなくなっていると言われている為、新しく買って読んでも酷さが伝わらないかも知れない。
また、西暦3000年の割に何一つ未来ではない描写も忘れられないポイントだが、漫画版ですら信じられないくらいの衝撃を受ける。そんな作品である。
本当に酷いモノを読みたい。という方にしかお勧めしないが、実のところ、一度どこかで手にとって見て欲しい。本当に酷いからッ! という是が非にでも勧めたい気持ちもある。困ったものだ。
投稿者 九嶋秀二郎 ()

